健康寿命を延ばす断熱リフォーム
先日、慶応義塾大学の伊香賀先生の講演をお聞きしました。
国土交通省の断熱改修等による居住者の健康への影響調査で
断熱改修等による生活空間の温熱環境の改善が、居住者の健康状況に効果を与えることが分かってきました。
私が興味を持った点は下記です。(画像は国交省のホームページより)
1.室温が2℃上がると、健康寿命が4年延びる
脱衣所の平均室温が12.4℃の団地の方より、脱衣所の平均室温が14.6℃の団地の方の方が、要介護認定を受ける年齢が4歳延びていたそうです。
水回りリフォームのついでに、100万円程度の断熱リフォームをすれば、平均室温2℃程度は上げることができます。健康寿命4年を100万円で買えるとしたら、是非買いたいものだと思いした。
2.暖かい住まいで夜間頻尿が少ない
歳を取ると、夜間にトイレに行きたくなるそうです。夜間頻尿の症状がでてきたと言う友達が、私にもいます。将来、自分が夜間頻尿にならないために、自宅の断熱リフォームを手掛けたいと思います。
3.1℃暖かい住まいで脳神経は2歳若い
最近は亡くなる前に、多くの方が痴呆症になっています。暖かい住まいは、痴呆症予防にもなるかも?
住まいを5℃暖かくすると、脳神経が10歳若い。若さは誰もが欲しいものだと思います。