断熱リフォームが健康寿命を延ばす
皆さんは、「断熱リフォーム」と「健康」との関係をご存じですか? 住宅の断熱性能を高めると、健康寿命が延びます。その科学的なデータを国土交通省が最近発表しました。

概要のチラシを、一社)日本サスティナブル建築協会が掲載していますので、ぜひご覧ください。
日本の断熱性能は貧弱
WHO(世界保健機関)は、健康の観点から「冬の室内温度は18℃以上に」と勧告しています。しかし日本の現状は、省エネ基準を満たした住宅でも冬の朝の室内温度は10℃近くにまで低下します。築15年以上の住宅では、省エネ基準を満たさず冬の朝の室温は10℃以下になっていると思います。今回の国土交通省の調査結果を見れば、室温が10℃以下では健康寿命が縮まることが想像できます。

断熱リフォームの相場
寒さを我慢して健康寿命を縮めては、いけないと思います。「断熱リフォーム」の価格は寿命延長数年分の価値より遥かに安いと思います。
「断熱リフォーム」の相場は
床下断熱:5,000円/㎡、天井断熱:8,000円/㎡
内窓設置:80,000円/1カ所、窓交換:160,000円/1カ所
(窓は畳1枚程度の大きさの場合)程度です。

LDK、寝室2部屋を省エネ基準を満たす「断熱リフォーム」を行うと、約200万円かかりますが、冬の朝の室温を10℃以上に保つことができます。
この価格が高いか?安いか?は、皆さんのご判断となります。